プチガーデン

野菜を作ろう♪ 野菜を食べよう♪

悪夢。 

2012/03/04
Sun. 11:22

  
  
  社長が・・・ようやく会長の愛用していた猫布団から離れ・・・↓
2012-3-4-1
僕はここから離れない。


  その代わりに・・・今度はボンママが会長愛用の猫布団に居座る。↓
2012-3-4-2
母の看護で疲れたのよ~・・・。

  ・・・会長を失ってからというもの、全く食べ物を口にしなかった社長が、ようやく
  本来の食欲を取り戻し、今日は私にごはんの催促までしてくれるように・・・。(涙)

  けれど・・・私にとっては悪夢のような出来事が起こったのです。
  あまりの衝撃に昨日はブログ更新さえ出来ず・・・ただただ愕然としておりました。

  ・・・社長にもガンが見つかったのです・・・。(号泣)

  社長は(細菌感染で)高熱を出した2月15日から、かかりつけの動物病院で
  「オゾン療法」というのを受けています。このオゾン療法はお尻からオゾンガスを
  注入して酸素供給を増やし、細胞の代謝を活性化させ、免疫系の調節を行なったり
  抗酸化作用を高めることで、社長自身の「治癒する力」を引き出す治療法・・・
  なんだそうです。

  で、社長がごはんを食べるようになった報告も兼ねて、オゾンガスを入れてもらいに
  病院へ社長を連れて行ったのです。

  先生に「どうやったらご飯を食べるようになった?」と聞かれ「過去に録画した
  猫のビデオから会長の鳴き声や、のどをゴロゴロ鳴らす音を拾って編集し、一晩中
  その音を聞かせた」と伝えたところ・・・「音響療法かぁ・・・!!!」と
  先生もびっくり。

  先生いわく「イルカや鯨が発する音や、猫のゴロゴロ音は自然治癒力を高める
  らしいからなぁ・・・」と・・・。もちろん、私はそんなことを知ったうえで
  社長に会長のゴロゴロ音を聴かせたわけではありません。(汗)

  ちなみに、帰宅してからネットで調べてみたところ音響免疫療法について書かれた
  記事がありました。そして猫のゴロゴロ音についても書かれた記事がありましたので
  興味のある方はどうぞ・・・。

2012-3-4-3
僕はいつもゴロゴロしてるぜ?
 
ゴロゴロ音と、ゴロゴロしてるのはベツモノ・・・。

  ・・・話を元に戻します。
  
  社長がごはんを食べるようになったことについて、先生と話をしながら社長を
  診てもらっていたのですが、急に先生が社長のお腹を触診しながら「ん?」と
  いう声を発したのです。

  体が硬直してしまいました。恐る恐る「・・・なっ、なんですか?」とたずねると
  「何かある・・・。」
  
  社長が細菌感染で高熱を出し、それがようやく治ったと思った矢先に、母である
  会長が亡くなり・・・食事を全く受け付けようとしなかった社長。
  それ以来、社長にはありとあらゆる検査をしてもらった。でも、そのときには
  エコー検査でもレントゲンでも血液検査でもなんの異常も見られなかった。

  先生は私に「ここ、触ってみて」と、社長のお腹に手を当てさせてくれた。
  ・・・確かに・・・何かある・・・。あまりのショックに言葉も出ませんでした。
  
  猫の腫瘍は・・・犬と違って80%は悪性腫瘍。でもこの間の検査でも
  何も異常はなかった・・・なのに・・・どうして?なんで・・・?
  頭の中はその言葉でいっぱい。先生は一言「この子にも腫瘍が出来てる・・・。」

  さらに先生は「手術をして腫瘍を取り出す方法もある。けれど、社長の年齢を
  考えると、かえって命を短くする可能性がある。いや・・・その前に精神的に
  弱い子なので手術自体に耐えられないかも・・・。」とすでに今後の話をしている。

  けれど、私にはその言葉が受け入れられない。
  先生に「ガン・・・ですか?この間の検査では異常はなかったはず・・・では?」
  ・・・もう自分が何を聞いているのか、何をしゃべっているのかもわからない状態。

  すると先生は・・・

  「恐らくはガンでしょう。この子にとっては人間が想像する以上の心的ストレスで
  急激に腫瘍が出来たんでしょう。人間でも急激なストレスを受けるとたった2日で
  胃に穴があいたりする人もいます。人間の1日は猫にとっては4日間くらいの時間
  ですからね。単純に計算すると、人間の1週間は猫の1ヶ月。1ヶ月もストレスを
  負った状態が続けば、腫瘍ができても全く不思議ではありません・・・。

  ただ、せっかくごはんを食べるようになったのに、今ありとあらゆる検査をするのは
  かえって症状を悪化させることにもなりかねないので、しばらくは免疫力を高める
  薬を出しておきます。」と言って2週間分の薬を出してくれたのです。

  ・・・心が折れました・・・。反面、本当にそうなんだろうか?という疑問も。
  もちろん、長年、我が家のギャングを診てくれている獣医さんを信頼してない
  わけではありません。でも・・・先生の言葉を信じたくない自分がいるのです。

2012-3-4-4
僕はか~ちゃんの言葉なんて全く信じていないぜ?

  そこで、猫のガンについてやガンの成り立ち、ガン治療に強い動物病院などを
  ネットで調べまくり・・・気がつけば、とある動物病院の扉をくぐってました。
  もちろん、闇雲にその病院へ社長を連れて行ったわけではありません。

  社長のストレスを第一に考えて出来るだけ短時間で行くことができ、ガン治療に
  対して(否定、肯定を含めて)とにかくありとあらゆる治療方法を行っている
  病院だったから。口コミ評判も良かったし。
  
  そこで、まずは社長の診察&検査。そして2時間にも及ぶ先生からの問診。
  正直びっくりしました。2時間ですよ。2時間。病院へ電話をしたときに
  「時間がかかりますから時間の余裕をもってお越し下さい」と言われたので
  私はてっきり待ち時間が長いものだと思っていたのですが、そうではなく
  検査以上に問診が長いのです。

  先生といろんな話をしました。社長の性格はもちろんのこと、母である会長が
  亡くなったこと、それ以降、社長がごはんを食べなくなったこと、さらには
  私と猫が普段、どのような暮らしをしているか?現在、どんな治療を受けて
  いるか・・・などなど、とにかく山のように質問されました。

  で、問診を受けている間に社長の検査結果も出まして・・・やはり腫瘍は悪性。
  いわゆる「ガン」。かかりつけの獣医さんの触診に間違いはなく、さらに
  前回の検査では異常がなかったことも話すと「免疫力が落ちたこの数日間で
  一気にガン細胞が活発になったんでしょう。信じられないかもしれませんが
  全く不思議なことではありません。」と・・・。

  かかりつけの獣医さんに「心的ストレスが原因で、どんな病気を引き起こすかも
  わからない」と言われたのは・・・こういうことだったんだと・・・。(涙)
  そして、この病院でもやはり「手術」はしないほうが良いだろうとの答え。
  
  ただ、先生はこうも言いました。

  「ガンと聞けばどうしても、ガン=死と考えてしまいがちですが、ガン細胞を
  これ以上活発にさせない努力をしましょう。この子は今、ごはんも食べるように
  なって、小さい体で一生懸命ストレスと闘ってるんですよ。幸いなことにまだ
  この腫瘍はこの子の体に甚大な悪影響を及ぼしてはいません。だからこそ
  ありとあらゆる方法を模索しながら、飼い主さんもこの子と一緒に闘って下さい!」

  ・・・考えてみれば、私は会長が倒れたとき、会長と共に闘う!なんて言いながら
  実際、本当に闘ったんだろうか?ただ、そばにいてあげただけなんじゃないだろうか?
  してあげられることは他にもいっぱいいっぱいあったんじゃないだろうか・・・?と
  ・・・今もそう思います。そして、先生から話を聞き、自分で調べていくうちに
  その思いは膨らむ一方です。

  だからと言って会長亡き今、私が会長にしてあげられることはもう何もありません。
  強いて言うなら、会長が残してくれたギャングたちをこの手で守ることくらい。
  けれど、会長はそれを一番望んでいるかもしれません。

  獣医さんにすべてを委ねるのではなく、私自身がこの手でギャングたちを守る!
  ・・・私も会長のおかげで少しは強くなったような気がします・・・。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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